✅この記事で伝えたいこと/purpose

この記事では、スーパーカブでたどった「道志みち」を通じて、
都市に届く水の源や、自然とのつながり、そして心の変化について綴っています。
「なんとなく出かけた日」が、思いがけず深い旅になることもある――そんな体験を共有したい方におすすめです。                                         
This post traces a quiet journey on a Super Cub through Dōshi,
where a simple ride became a reflection on water, nature, and invisible connections between the city and the forest.
Sometimes, an unplanned ride leads to unexpected peace.

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🏞️ 冒頭文/💧 Introduction

都会で当たり前に使っている水。
その水が、どこからやってくるのかを、僕たちは意外と知らない。

ゴールデンウィークのある日、僕はふとスーパーカブにまたがり、
相模原から道志みちを通って山中湖へ。
ただのツーリングのつもりが、
気づけば「水の旅」になっていました。

横浜の蛇口と、富士のふもとの森が、静かにつながっていたなんて──
そんな“見えない縁”を感じた一日です。


In the city, we use water without thinking twice.
But have you ever wondered where it actually comes from?

During Golden Week, I hopped on my Super Cub and headed toward Lake Yamanaka via the scenic Dōshi Road.
What started as a simple ride turned into a journey about water, nature, and unexpected connections.

I never imagined that a quiet forest at the foot of Mt. Fuji could be tied to the water flowing through Yokohama’s taps.
This post is a reflection on that invisible bond—and the peace it brings.


目次

  1. 「都会の水が、どこから来るのか」
  2. 🚩 道志みち:都会の裏に秘められた自然のちから
  3. 🌊 山中湖と富士山:水と空の原点
  4. ♨️ 藤野温泉、そして帰路へ
  5. 💧“見えない水の道”がつなぐもの

「都会の水が、どこから来るのか」

そんなこと、考えたことありますか?

2025年のゴールデンウィーク。
僕はスーパーカブにまたがり、神奈川県相模原市から山梨県の道志村を通って、山中湖を目指しました。
青空の下、緑に包まれた道志みち(国道413号)を抜けていくこの道は、ただのツーリングルートではありません。
実は――
この山深い道志の森は、あの横浜市の水源地なのです。


🚩 道志みち:都会の裏に秘められた自然のちから

道志村は山梨県の東南端、神奈川県との県境に位置する静かな山あいの村。
にぎやかな都市の風景の裏には、こんな静かな場所があるなんて思わなかった。
表通りの喧騒からは見えないけれど、この場所は“都会の水”を支える大切な自然のよりどころ。
村の中央を流れる「道志川」は、明治時代から横浜市の水道水として使われてきました。

「赤道を越えても腐らない水」と言われるほどの清らかさ。
村の約3割が「横浜市水源涵養林」として守られていて、今も都会の生活を支えています。

バイクで走る僕の目の前に現れたのは、小さな石碑と案内板。
そこには、都市と自然の“見えない縁”が静かに刻まれていました。

ごちゃごちゃした都会に、こんな静かな森から水が届いてる。
そう思うと、街の風景がちょっと違って見えてきた。

That the water flowing through the chaos of the city comes from such a quiet forest—
it made the city look a little different to me.


🌊 山中湖と富士山:水と空の原点

🖼️ 写真:富士山と山中湖


「静かすぎて、空気の音が聞こえる気がした」

道志みちを走り抜けた先には、雄大な山中湖が広がっていました。
富士五湖のひとつであり、富士山の北東麓に位置する静かな湖。

湖畔にバイクを停めて、ふと顔を上げると、雲ひとつない空に富士山がくっきりと現れました。
風は涼しく、空気は澄みきっていて、しばらくその場から動けなかったほど。

その姿は、観光名所というよりも、道志・山中湖・横浜を結ぶ“心の山”のように感じられました。


♨️ 藤野温泉、そして帰路へ

🖼️ 写真:道志みちの森の道


「なんとなく走った先に、思いがけない癒しがあった」

実はこの日、腰が少し痛くて、
本当はツーリングに行く気なんてなかった。

でも、朝ラーメンを食べに出かけたついでに、
なんとなくスーパーカブにまたがったら――
気づいたときには、道志を越えて山中湖まで走っていた。

藤野のやまなみ温泉にも立ち寄ったけど、混雑で断念。
それでも、森の涼しさや富士山の姿が、
心の奥をそっと癒してくれていた。

帰宅して、ビールを開けた瞬間、思ったんや。

「今日は、行ってよかったな。」

"I'm really glad I went out today."


たとえ体が重くても、気持ちが前を向いてなくても、
ほんの小さな「ついで」や「なんとなく」が、
ときに心を満たす旅になることがある。

もし今、何かを始める元気が出ない人がいたら、
「無理せんでええよ。でも、ちょっと外に出てみてもええかもね」って、
今日の僕の旅がそっと背中を押せたら嬉しい。

大げさかもしれないけど、
人生って、たまに“ちょっとしたこと”で変わる気がする。

そんな日に出会えた自分に、
そして、読んでくれたあなたに――ありがとう。


💧“見えない水の道”がつなぐもの

🖼️ 写真:道志川の清流


「この一滴が、遠く横浜まで届いていると思うと不思議だ」

まるで、京都の水が滋賀の琵琶湖や宇治川から流れてくるように、
横浜の水もまた、この道志の森から静かに届いているんやなあと感じた。

横浜のビルの下を流れる水。
それは、道志の森の奥深くで生まれ、やがて道志みち沿いを山中湖近くまで下りながら、横浜へと静かに旅をしてきた“森のしずく”。

旅をして初めて知ったこと、
地図では見えないつながり、
都会の暮らしと山の自然の“ご縁”。

自然と都市、
バイクと水、
富士山と横浜。

全部、つながっている。

そう思えるだけで、世界が少し優しく見えてきました。

Nature and city,
Bike and water,
Mt. Fuji and Yokohama.

Everything is connected.
Just knowing that makes the world feel a little more gentle.


あなたの“なんとなく出かけた日”が、
思いがけない気づきにつながるかもしれません。
ぜひ、道志の森にふらっと出かけてみてください。

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