目的文/purpose statement

この記事では、大切な家族だった柴犬「さくら」との別れ、そして新しい家族「もみじ」との出会いを通じて、命のつながりや心の再生の物語をお届けします。
ペットロスに悩む方や、新しい一歩を踏み出したいすべての人へ——小さな温もりが、きっと心を包んでくれることを願って。

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冒頭文/introduction

ペットとの別れは、想像以上に静かで、深くて、言葉にならないものです。
でも、その静けさの中に、新しい出会いや、心が再び動き出す瞬間がそっと訪れることもあります。Saying goodbye to a beloved pet is quieter and deeper than we imagine.

本文

我が家には、以前「さくら」という名前の柴犬がいました。

子どもたちがまだ小さかったころから、まるで兄弟のように共に育ち、笑い、時には泣きながら、同じ時間を過ごしてきた存在です。

2023年、さくらは19歳で旅立ちました。

誕生してから、その日までずっとそばにいてくれた存在。
その喪失感は、言葉にできないほど大きく、我が家にぽっかりと穴があいたようでした。


さくらを見送った数週間後。
たまたま立ち寄ったペットショップで出会ったのが、売れ残りで、破格の値段で割引されていた1匹の柴犬でした。

可愛いけれど、買い手がつかずにずっと残っていたその子に、どこか寂しさを感じてしまい……気づけばそのまま家に迎え入れていました。

名前は「もみじ」。
秋のひらひら舞う葉のように、そっと我が家に舞い降りてきてくれたような気がしたんです。


もみじの初散歩は、よく行くお気に入りの公園。
まだ緊張気味で、リードを引っ張る姿に初々しさを感じたのを覚えています。

そんなもみじも、今ではすっかり家族の一員。
家の中ではお気に入りのビーズクッションでくつろぎ、無防備な姿で寝ている日もあります。


ペットとの別れに涙し、再び誰かを迎えることに迷う方もいるかもしれません。
でも、「ご縁」はある日突然やってきます。

もみじとの日々を通して、命と向き合う温かさや、癒し、そしてまた前を向ける力を改めて感じています。

この物語が、いつか誰かの背中をそっと押すような、小さなきっかけになればうれしいです。

これからも、もみじとの日常を、ゆるやかに綴っていきます。