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こんにちは。「ラーメンとビールと、時々ブログ」のヒロシです。

去年の夏に水中イヤホンで宇宙飛行士気分になった話を書きました。今日はその続報です。

あれから1年近く、プールに行くたびに使い倒してきた水中イヤホンの右耳が、ある日シャカシャカ言い出しました。ああ、そろそろ寿命なのかなと。それで思い切って買い替えたら、これが思った以上に良くなっていた。

この記事では、実際に2台を使った50代の実感で、「水泳用イヤホンを選ぶときに知らないと失敗するポイント」をまとめます。

こんな人に読んでほしい

  • プールで音楽を聴きたいけど、どのイヤホンを選べばいいか分からない人
  • 手持ちのBluetoothイヤホンが水中で使えるのか気になっている人
  • 公営プールでイヤホンを使っていいのか不安な人

結論(検索質問への答え)

  • Bluetoothは水中では使えません。2.4GHz帯の電波は水に吸収されやすく、水中では数センチで消えます。だから水泳用は、音楽ファイルを本体に保存して単体で再生する「内蔵メモリ(MP3)型」が必須です。
  • 選ぶ条件は「骨伝導 × MP3内蔵 × IPX8(IP68)防水」の3つ。僕は2台目にKemeskin(5,480円・評価4.2/397件)を選びました。バッテリー重視(最大15時間)なら1台目のTayogoもあり。比較表は本文に。
  • 公営プールは施設によってルールが違います。従来は電子機器の持ち込み全面禁止が主流でしたが、最近は「耳をふさがない骨伝導イヤホンだけOK」という施設が増加中。行く前に施設のルール確認+監視員さんへの一声が安心です。

目次

  1. なぜ水中でBluetoothイヤホンは使えないのか
  2. TayogoとKemeskinの比較|両方買った50代の実感
  3. 買い替えて泳いだ最初の感想|音量MAXから解放された
  4. 公営プールでイヤホンは使えるのか

なぜ水中でBluetoothイヤホンは使えないのか

プールサイドに置かれたスマートフォンと、水中を泳ぐスイマー。電波が水面で途切れるイメージ

買い替えの話の前に、一番大事なことから。

「手持ちのワイヤレスイヤホンを防水ケースに入れて、スマホをプールサイドに置いて聴けばいいのでは?」と考える人がいるかもしれません。それ、物理的に無理なんです

Bluetoothは2.4GHz帯の電波を使っていて、この周波数は水にめちゃくちゃ吸収されやすい。陸上なら10m届く電波が、水中ではわずか数センチで消えます。頭が水に潜った瞬間、音は途切れる。防水うんぬん以前の、電波の性質の問題です。

だから水泳用イヤホンは、どのメーカーのものも「本体に音楽ファイル(MP3など)を保存して、単体で再生する」仕組みになっています。パソコンにつないで、音楽を転送しておくわけです。ウォークマン世代の僕には、むしろ懐かしいスタイルです。

最近の主流は、陸上ではBluetooth・水中では内蔵メモリ再生と切り替えられるデュアルモード式。僕が今回買ったのもこのタイプで、32GB(最大8000曲)入ります。正直、8000曲も入れる日は来ないと思う。

TayogoとKemeskinの比較|両方買った50代の実感

テーブルに並べられた2つの黒い骨伝導イヤホン。ネックバンド型の水泳用モデル

1台目はTayogoの骨伝導イヤホンでした。約1年、ほぼ毎回のプール通いに付き合ってくれた相棒です。それが右耳だけシャカシャカと鳴るようになった。

正直、最初は「水の中でとりあえず聞こえればいいから、買い替えるのはもったいないかなぁ」と思っていました。ところがちょうどクレジットカードのポイントが溜まりまして。ハードルが一気に下がって、ポチッといってしまいました。50代になっても、ポチる瞬間の言い訳は変わりません。

2台目に選んだのがKemeskinの骨伝導イヤホン。両方使った上での比較表がこちらです。

比較Tayogo(1台目)Kemeskin(2台目)
価格目安約4,999円〜約5,480円
Amazon評価4.0(94件)4.2(397件)
最近の購入数50点以上/月400点以上/月
防水IPX8・水深3m対応表記IP68・水深2m対応
内蔵メモリ32GB32GB(最大8000曲)
バッテリー最大15時間最大8時間
重さ35g32g
水中での再生Bluetooth不安定・MP3推奨水中はMP3のみ

僕の結論は、迷ったらKemeskin。レビューの母数が多くて評価も高め、購入実績も多い。「失敗しにくい方」を選ぶならこっちやと思います。

ただしバッテリー重視ならTayogoです。最大15時間はKemeskinの倍近いし、1年保証もある。水深3m対応の表記を重視する人にも向いています。価格差は小さいので、そこは使い方次第です。

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買い替えて泳いだ最初の感想|音量MAXから解放された

青い水中を静かに泳ぐスイマー。水面から光のカーテンが差し込み、宇宙空間のような静けさ

で、実際に泳いでみた感想です。

なんか、以前のやつよりグレードが上がった気がする。音が水の中でもしっかり聞こえるんです。

前のは水の音に負けて聞こえにくい時があって、いつも音量MAXで聴いていました。今回のはそんなことをしなくてもよく聞こえる。もちろんシャカシャカもしない。

そして、あの感覚がまた戻ってきました。ますます宇宙を感じる。水の浮遊感と音楽だけの世界。アムロ的に言えば、ララァが呼んでいる。前回の記事で「宇宙飛行士気分」と書きましたが、機材のグレードが上がると宇宙もグレードアップするんですね。気持ちがいい!

ちなみに調べてみると、この没入感には理屈もあるようです。骨伝導は耳の穴をふさがず頭蓋骨の振動で直接音を伝えるので、水が耳に入っても音がこもりにくい。さらに付属の耳栓を併用すると、水流のチャプチャプ音が消えて音が脳内に直接広がるように聞こえるのだとか。運動中の音楽にはリズムに動きが同調して「しんどさ」を感じにくくする効果があるという研究もあるそうです。

実感としても、これは分かる。無音で泳ぎ続けるのは、結構つらいんです。音楽があるだけで「今日も行こか」となる。これで毎日続けられそうです。

50代からの運動としても、プールは体への負担が少なくて関節にも優しいのがありがたい。平日プールに通い始めた話にも書きましたが、続けるハードルをいかに下げるかが全てやと思っています。僕の場合、その答えの一つが音楽でした。

うっかりポチって後悔しなくてよかった。買ってよかった商品の1つです。

公営プールでイヤホンは使えるのか

明るい屋内公営プール。コースロープが張られた静かなレーン

最後に、買う前に確認してほしいのがこれです。

日本の公営プールや市民プールでは、長らく「時計・貴金属・ウェアラブル端末・電子機器等の持ち込み・着用禁止」が当たり前でした。接触事故のリスクや、破損時の危険、カメラ付き機器への懸念が理由です。

ただ、ここ数年で流れが変わってきています。スマートウォッチを保護カバー付きで条件付き許可する施設が増え、イヤホンについても「耳を完全にふさぐカナル型は不可。ただし周囲の音が聞こえる骨伝導イヤホンに限り使用OK」という規定を設ける施設が出てきました。東京の一部の公営プールでは、耳をふさがない防水の骨伝導イヤホンだけが許可されています。

理由は骨伝導の構造そのものです。耳の穴が開いているので、監視員さんの笛も、他の泳者が近づく水しぶきの音も聞こえる。安全基準を満たしやすいわけです。

とはいえ、ルールは施設ごとに本当にバラバラです。使う前に施設の掲示や公式サイトを確認して、監視員さんに一声かけるのが一番確実。せっかく買ったのに使えなかった、は悲しいですからね。

まとめ

1年使ったイヤホンの右耳がシャカシャカ言い出して、ポイントの後押しで買い替えたら、水の中の世界がまた少し良くなりました。

水泳用イヤホン選びのポイントは3つ。Bluetoothは水中で使えないから内蔵メモリ(MP3)型を選ぶこと。骨伝導でIPX8(IP68)防水であること。そして、通うプールのルールを先に確認すること。

50代の運動は、頑張るより続けること。無音の水の中は正直つらいけど、音楽が鳴った瞬間、プールは宇宙になります。

これからも泳ぎ続けようと思います。ララァはまだ、呼んでくれているので。

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